かめのり賞は、日本とアジア・オセアニアの若い世代を中心とした
相互理解・相互交流の促進や人材育成に草の根で貢献し、
今後の活動が期待される個人または団体を顕彰します。
第13回かめのり賞は23団体・個人の方からのご応募があり、3団体の表彰が決定しました。 表彰式は、2020年1月10日(金)に開催しました「かめのりフォーラム2020」にて行われ、正賞の記念の楯と副賞として活動奨励金を贈呈しました。
第13回かめのり賞は、当財団木村晋介理事長を委員長として、外部有識者を含めたメンバーで構成された「かめのり賞選考委員会」にて、「かめのり賞規定」及び、「かめのり賞選考基準」にのっとり、討議、選考を行い、3団体の表彰が決定いたしました。
授賞決定にあたり、次の点が高く評価されました。 |
1. |
これまでの活動歴、活動内容とその成果として、活動によりもたらされた変化や影響力が大きく、また、活動自体に自主性、独自性を持ち、他にない取組みをしていること |
2. |
地域やボランテアの人々と共に活動し、また、行政、企業、教育機関および他団体等と密接に結びついて、有機的な協働・連携が進められていること |
3. |
その活動が社会の必要性に合致し、将来を見据えた事業展開を考えていること |
「かめのり大賞人材育成部門」では、次の世代の社会づくりに貢献できる人材育成を行っていることを評価
「かめのり大賞草の根部門」では、応募団体/個人または応募団体を構成している人々(会員やボランティア)と支援先(サポートされる側)とが直接交流している活動を評価
「かめのりさきがけ賞」では、他にない先駆的な取り組みを評価
(尚、今年度は「かめのりさきがけ賞」は該当団体・該当者なし)
これらの点に加え、アジアを中心とした活動や青少年を主眼とした交流や人材育成であるか、また支援する側と支援先が直接交流する活動をしているかという点にも着目し、選考されました。
この他、顕著な活動や実績を持つ団体・個人に「かめのり特別賞」を表彰しています。
≪ かめのり大賞 草の根部門 ≫ |
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特定非営利活動法人 日本・バングラデシュ文化交流会 殿 |
バングラデシュの農村部では30%が成長不良児という実態を改善すべく、「大豆入り学校給食」を2010年に開始。学校・保護者・住民の協力をえながら継続することで、子供たちの体力、出席率も向上。住民による持続可能な学校給食を目指し活動 |
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≪ かめのり大賞 人材育成部門 ≫ |
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特定非営利活動法人 にほんご豊岡あいうえお 殿 |
外国にルーツをもつ人々と共に生きる地域社会を目指して活動している。日本語の学習支援にとどまらず、乳幼児の健診、出産や小学校入学などの子育て支援、仕事や自転車のルール、災害時の避難など各種の生活相談や交流会なども行っている |
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≪ かめのり特別賞 ≫ |
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特定非営利活動法人 シェア=国際保健協力市民の会 殿 |
健康で平和な世界をすべての人とわかちあう(シェアする)ために、医師、看護師、学生などが中心になり、1983年に設立された国際保健NGO。住民の主体的な参加や自己決定権を保障する理念を尊重し、「Health for All」を目標に、人材育成を中心とした事業を展開 |
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≪ かめのりさきがけ賞 ≫ |
該当団体・該当者なし |
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