第19回かめのり賞 表彰式

 第19回かめのり賞は厳正な審査の結果、3団体/個人の表彰が決定しました。 表彰式は、2026年1月9日(金)に開催しました「かめのりフォーラム2026」にて行われ、正賞の記念の楯と副賞として活動奨励金を贈呈しました。
 


 第19回かめのり賞は、財団役員と外部有識者で構成された「かめのり賞選考委員会」によって審査が行われ、3つの団体・個人が受賞しました。選考では、活動内容に応じて3つの賞が設けられています。

 

 まず、「かめのり大賞〈草の根部門〉」では、応募団体・個人が実践する地域に根ざした顔の見える関係づくりなど、そのメンバーが支援先の人々と直接交流しながら取り組む活動を評価します。

 次に、「かめのり大賞〈人材育成部門〉」では、次世代の社会づくりに貢献できる人材を育てる取り組み、特に若者の育成や教育プログラムなど、未来を担う人を支える活動を評価します。

 さらに、「かめのりさきがけ賞」では、他にはない新しい発想や方法で社会課題に挑む活動、独自性や先駆性のある取り組みを評価します。

 また、アジアを中心とした国際的な活動であることや、青少年を対象とした交流・人材育成であることが加点要素として重視されました。

 
 
 

 

 受賞団体のご紹介

 

 かめのり大賞 草の根部門 

一般社団法人 福岡国際市民協会(FIRA) 殿

 福岡で子育てをする外国にルーツを持つ保護者らが設立。言語・文化・制度の壁や孤独を経験したメンバーが、地域住民や研究者、日本語教師らと協力し、困難に直面する外国人家庭と子どもを支援している。

 学習支援や母語教育、多言語ガイダンス、国際こども食堂、食支援や体験機会の提供、地域交流などを通じ、多文化共生の地域づくりを進めている。FIRAは日本人、外国人を問わず、誰もが孤立せず安心して暮らせる社会を目指して活動している。

ウェブサイト:https://fira2023.my.canva.site/home

かめのり大賞 人材育成部門

認定NPO法人e-Education 殿

 「最高の教育を世界の果てまで」「人生に誇りを、社会には想いやりを」を掲げ、途上国の教育格差解消に取り組む。

 2010年からICTを活用した映像授業で、教師や教材が不足する農村部の中高生に質の高い教育を届けてきた。

 2024年には日本での活動を開始し、海外ルーツの子どもに算数の個別支援を提供。途上国支援で培った知見を日本の課題に生かし、国境を越えた学びの循環を生み出している。

ウェブサイト:https://eedu.jp/index.html

かめのりさきがけ賞

 福田 浩之 殿

 フィリピン大学大学院で地域開発学を学び、住民主体の地域づくりを理論と実践から探究。認定NPO法人アイキャンのフィリピン事務所で10年間駐在し、路上で暮らす若者による協同組合の結成を牽引し、教育活動や政策提言を若者自身が担う仕組みを築いた。

 現在は岐阜県美濃加茂市・可児市で福祉・まちづくり・多文化共生をつなぐ事業を展開し、行政・福祉・学校の連携体制を構築。外国ルーツの若者の居場所づくりにも取り組み、主体性を育む実践を進めている。

ウェブサイト:https://ican.or.jp/(受賞者が所属する団体)

 

ご参考:

かめのり賞 募集要項(PDF)
第1回~第18回 かめのり賞受賞者一覧(PDF)