公益財団法人かめのり財団では、2026年度に多文化共生分野で活動する個人・団体への事業助成申請を受付けます。
2026年度に多文化共生分野で事業の予定があり、当財団の助成申請を希望する団体・個人の方は、応募要項等をご確認の上、ぜひご応募ください。
1月24日(土)に開催される「多文化共生ネットワーク会議」にて、2025年度事業助成の採択団体による実践報告を行います。また、財団事務局より助成申請に関する簡単な説明も予定しています。
助成申請をご検討中の方、または2025年度採択団体の活動内容を参考にされたい方、ご関心のある方は、ぜひオンラインでご参加ください。
みなさまのご申請をお待ちしております。
■テーマ
多文化共生社会のための基盤整備事業
~これからの地域をともにつくる外国人との共生に必要な取り組みに向けて~
■趣旨
かめのり財団は日本とアジア・オセアニアの若い世代の交流を通じて、未来にわたって各国との友好関係と相互理解を促進するとともに、その懸け橋となる人材の育成をはかります。
本助成事業では、アジア・オセアニアとその出身者を対象に、日本に居住する外国人やその人々が暮らす地域の抱える課題に気づき、その解決に向けた取り組みを支援します。保健や教育といった外国人の生活に密着した基盤整備や、地域社会での相互理解に資する事業等を募集し、これらの活動が定着することを通じて、異なる文化背景を持つ人々が信頼を深め、対等な関係を築こうとしながら共に生きていく社会の基盤づくりを目指します。
■対象個人/団体の資格
・NPO(非営利団体。法人格の有無は問いません)、ボランティアグループ、個人であること
・日本とアジア・オセアニア地域との架け橋となる活動、または日本とアジア・オセアニア諸国の国籍を含む国内在住者を対象とした取り組みを主な方向性としていること
・過去にかめのり財団多文化共生地域ネットワーク支援事業の事業助成の採択を受けていないこと
■助成対象事業
・地域で暮らす外国人の課題や既存の取り組みに関する調査・分析をもとに、具体的な課題を明らかにした上でその解決に資するための取り組みであること(*1)
・活動地域が日本国内であること
・事業実施期間は、2026年4月1日~2027年3月31日であること
・事業の対象者(受益者)に、現在日本に居住しているアジア・オセアニアの国・地域からの在留外国人が含まれていること(*2)
(*1) 調査活動のみ行う事業は対象外とする
(*2) 対象とする国・地域
アジア | インド、インドネシア、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、韓国、中国、 ネパール、パキスタン、バングラデシュ、東ティモール、フィリピン、ブータン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、モルディブ、モンゴル、ラオス、台湾、香港、マカオ |
オセアニア | オーストラリア、キリバス、クック諸島、サモア、ソロモン諸島、ツバル、トンガ、ナウル、ニウエ、ニュージーランド、バヌアツ、パプアニューギニア、パラオ、フィジー、マーシャル、ミクロネシア |
■助成のための予算総額
600万円
■助成額
1事業あたり原則として上限100万円
*事業の必要性や内容を審査の上、申請額を増額または減額査定して助成額を決定する場合があります。
■助成対象となる経費
・対象となるのは、人件費、旅費、通信運搬費、物品購入費など事業実施に必要な経費です。また、人件費には事業のコーディネートを担うスタッフの人件費も含まれます。その場合は費用の必要性・妥当性を示してください。
・組織基盤の維持にあたる経費(事務所家賃、光熱水費等の一般管理費)は対象外となります。
■申請期間 2026年1月5日(月)~ 2026年2月10日(火)正午まで
■採否発表 2026年3月上旬 電子メールにて通知します。
◇2025年度事業助成採択団体活動報告及び申請説明:2025年度多文化共生ネットワーク会議(2日目)に実施◇
日時:2025年1月24日(土)9:30~14:00
場所:オンライン(Zoom)
対象:当財団の事業助成募集要項を読み、2026年度(2026年4月1日~2027年3月31日)に多文化共生分野で事業を計画・実施予定で、助成申請を検討している方、多文化共生分野で活動している個人・団体の活動の様子を知りたい方等
内容:
・2025年度助成採択4団体からの活動報告
・2026年度の事業助成申請にあたっての説明
多文化共生ネットワーク会議2025の詳細はこちら ⇒ 多文化共生ネットワーク会議2025
◇申請書類ダウンロードはこちら
・募集要項 PDF版
お問い合せ:grant@kamenori.jp