Kamenori College 2023のテーマは、「Change Yourself」。日本とアジア4ヶ国からの大学生、合計20名が東京都内に集まり、2023年8月29日（火）～9月1日（金）に3泊4日のメインプログラムを行いました。

　7月のオリエンテーションから約１ヶ月間、4チームに分かれてオンラインでチームプロジェクトを進めてきた学生達。思うように進まず悩み、時にぶつかることもあったようですが、最終日のプレゼンテーションを完成させ、みな笑顔でプログラムを終えました。

　Kamenori College 2023（以下、KC2023）は、2023年7月22日（土）キックオフとなるオリエンテーションをオンラインで行い、20名が初めて顔を合わせました。プレグラムディレクターの山本氏よりプログラムの概要、チームプロジェクトの説明とチームの発表があり、最初のチームワークショップをオンラインで行いました。この日から4チームに分かれて、メインプログラムに向けて準備が始まりました。

　また、英語グループレッスンも並行してスタート。毎週金曜日、全4回のレッスンを3グループの少人数制で行いました。

　約１ヶ月の事前プログラムを経て、2023年8月29日（火）から、東京都中央区にある「L stay & grow晴海」で3泊4日の合宿がスタートしました。タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピンからの海外生4名を含め、20名全員が元気に集合。緊張していた様子の学生もいましたが、最初のアイスブレイクで一気に距離が縮まりました。

　メインプログラムでは、講師によるセッションと、チームワークショップを経て、最終日にチームプレゼンテーションを行いました。KCのセッションは、ただ聞くだけではなく、講師から与えられたテーマについてグループディスカッションを行い、発表し共有する参加型のセッションです。

また、KC2023では３つのルールを設けました。

　①　Step out of your comfort zone!　

　②　Don’t be afraid to fail!　

　③　Ask questions!

このルールを常に意識し、それぞれが自分なりに努力をして4日間を過ごしました。なお、4日間のプログラムは以下の通りです。

　最終日のプレゼンテーションのテーマは「Asia Region Meeting」。会社のコンベンションを提案するというもので、国を選択し、アクティビティを具体的に企画し発表しました。内容だけでなく、プレゼンテーションスキル、チームワーク等も評価の対象となります。講師・参加者全員からの投票によりベストチームが決定し、トロフィーが送られました。

　最後に、プログラムディレクターの山本氏はじめ講師陣からレビューがあり、全員に修了証書が渡され、KC2023は終了しました。海外生も9/3までに無事に帰国し、大きな怪我や病気もなく終える事が出来ました。

　チームの活動が思うように進まない、英語で説明ができない、プレゼンテーションが作り直しになった、本番で言葉に詰まったなど、悔しい思いをした学生も多かったと思いますが、KC2023での経験と出会いが、彼らの今後にプラスになればと願います。また、ご協力頂きました講師の皆様にもこの場をお借りしてお礼を申し上げます。

参加した学生からの声を、一部ご紹介します。

・もっと積極的になれた場面もあったりするなど反省点も多々あるが、メインプログラムでは多くの刺激を受け、主体性やコミュニケーションの面で貴重な経験を積むことができた。

・自分自身を変えたかったけれど変われなかった、というのが悔しいけれど、みんなから受けた刺激や学びを忘れずにこれから変わりたいなという気持ちが大きくなりました。

・失敗を怖がらない姿勢を1番身につけられたと思います。自分の価値観や考え方を大きく変えられたプログラムでした。

・留学生のメンバーともあんなに仲良くなれると当初は思っていなかったため、自分の周りの縁を構築することができたという点も非常に嬉しく思う。

・I hope I can use my experience in KC 2023 to grow more than I’m now to be the better version of me.

・Now, I understand what Mr. Yamamoto said in the first day. Change your mindset. I learn how to manage myself and change my mindset.

・The POV of the staff or guest speaker always pushed me to move forward in terms of the self-growth.